千代田テクノシップ株式会社

神奈川・横浜市

船舶製造・修理業

パイプの修理とアップデートに
特化した専門家集団

どんなお仕事？

船では自前でライフライン（上下水道、電気など）を通しているので、あらゆるところにパイプがあります。このパイプを修理したり、改修を行うのが仕事です。設計図に従いパイプを切断、クレーンで船内に持ち込んで溶接しますが、船内は狭いため、柔軟性や熟練のテクニックが必要な溶接作業となります。

突撃ライターがずばり社長に聞いた！どんな会社？

どんなパイプも『繋げてみせます』
「船の中ってスペースが限られてますよね。機材が新しくなったりしても、家みたいに増築して船の形を変えることは不可能です。なので、そこにつなぐパイプを工夫するのが、当社の仕事です」と教えてくれたのは千代田テクノシップの川田社長。例えば、元々据え付けていたポンプが小さく、もっと機能が高く大きいものと入れ替えることになった、等の時に仕事を担う、というわけです。
船のインフラを修理改造する大事な仕事
そもそも船は上下水道、電気などのインフラを自前で備えているので、船内を走っている配管の数は陸上とは比べ物にならない数です。「作業としては設計図に従い、JMU磯子内にある内作工場で出来上がったパイプを船内で組み立てます。とはいえ、船内もいろいろ制限があるので、現場でパイプの端と端が合うようにする工夫と知恵は必要です」
研修制度もあります
必要となる技術はガス溶接、アーク溶接、床上クレーンなどです。基本的なものは3か月の試用期間中にJMU内にある東日本造船技能研修センターで取得が可能です。「けっこうテクニカルな仕事なので、元々何かの資格を持っている人が応募してくることが多いですね。アーク溶接でもなんでも、資格をもっていたら応募して欲しいですね」　パイプをばらして設置するまで約1か月ほどかかります。「モノづくりと工作が好きな人には絶対に向いていますね。あとパズル的な解決が出るものに興味があればぜひ」　経験を積めば積むほど、解決が速くなっていくそうです。

社員Aさんの1日

7:30	8:00	10:00	12:00	13:00	15:00	17:00	17:30
出勤	朝礼と体操・仕事開始	休憩	昼休み	午後の仕事開始	休憩	仕事終了	翌日の準備をして帰路へ

社員が本音で語ります! ここに仕事のやりがい、あります

工夫して繋がると「やった！」
「造船の溶接もいろいろありますが、新造船ではなく、もうすでに出来ているところに入ってパイプをつなげるのは職人として難易度が高く技術が要求されます。いろいろ工夫して仕上げられると、満足感が半端ないです」（30代男性）
優しい先輩
「一見体育会系に見えますが、実は先輩も優しいです。素直に分からないことは『分からない』と聞けばちゃんと教えてくれます。会社全体が向上心がある人をきちんとサポートしようという姿勢です。自分は小柄で力はそんなにないですが、だからこそ出来る仕事があると分かり自信もつきました」（30代男性）
稼げる仕事です
「自分は元々コオロギの研究をしていまして、昆虫専門の博物館で学芸員をしていたんですが、結婚を機に『きちんと稼げる仕事』ということで、高校時代に取得していた溶接の資格を元に転職。この転職は大正解でした。収入面だけじゃなく、ものづくりの満足感が得られます」（30代男性）
艦船に関われる
「この造船所の仕事の7割は自衛艦や海上保安庁などの船なので、この会社でも修理するのはそういった船が多いんです。自分が修理した船がTVに出たりすると、ちょっと自慢したい気持ちになりますし、自衛官に『ありがとう』と言われるのは嬉しいです」（40代男性）
大手のJMUだから働く環境がいい　　
「ランチを取る場所も明るくて、仕出し弁当もけっこう種類が選べて美味しいです。あと、終わったあとにシャワーや風呂を浴びて帰れます。JMUは作業着での通勤を原則禁止にしているので、仕事が終わったら風呂入って着替えて、そのまま友達と遊んだりできます」（20代男性）
　　
こんな人にピッタリの仕事です
- 元気に挨拶できる人
- 柔軟性が高い人
- アーク溶接など溶接の資格を持っている人
- 取得資格を増やしたい人
- 一生食べていける技能を磨きたい人