株式会社大分船舶電装社
電気を流し、エンジンを動かす
船の「血管」を強くする船舶電装工
どんなお仕事?
船内の電気工事を行います。船に搭載されるエンジンやモーター、レーダーなどの機械を動かすため、おびただしい数の電線をつなぎ合わせていきます。エンジンが「心臓」なら、電線は「血管」。船を動かすのに欠かせない大事な仕事です。1本の電線が、安全な航海の命運を握っています。
突撃ライターがずばり社長に聞いた!どんな会社?
エンジン、モーター、照明、空調…
私たちの身の回りにあるテレビや冷蔵庫、エアコン。言うまでもなく、それらはすべて「電気」で動いています。そして、それは船も同じ。電気が正常に行き渡らなければ、船を動かすことはできません。
船内に設置されている機械・装置は、すべて電気で動いています。エンジン、モーター、レーダー、照明器具、空調・冷凍設備、衛星航法装置、魚群探知機。挙げればキリがありません。それらの機械を正常に動かすために、船内の電気工事を請け負っているのが大分船舶電装社です。
100メートルをゆうに超える巨大な船。それを「上から下まで、前から後ろまで、私たちは丸ごと1隻の電気工事を担っています」と原社長。「全体の工程からみると、仕上げ作業の部類に入ります。工事が無事に完了し、船主に引き渡されて出航していく。その瞬間を目にするたびに、大きな達成感を味わえます」と、電気工事の魅力を語ってくれました。大分船舶電装社には50年近い社歴があり、長く臼杵造船所で電気工事を手がけてきました。10年ほど前に就任した原社長は、以前は半導体製造工場でマシンオペレーターをしていたそう。異業種からの転職で当初は電気工事のイロハを覚えるのに苦労したそうですが、だからこそ現場への思いが人一倍強いといいます。
「私は現場畑。常に現場に入って、作業員と一緒に仕事しているんです。みんな、毎日同じ船の中で働いている仲間です。コミュニケーションは大事にしていて、なるべく声かけをしながら現場を盛り上げようと心がけています」
現場畑の社長、コミュニケーションを大事に
大分船舶電装社には50年近い社歴があり、長く臼杵造船所で電気工事を手がけてきました。10年ほど前に就任した原社長は、以前は半導体製造工場でマシンオペレーターをしていたそう。異業種からの転職で当初は電気工事のイロハを覚えるのに苦労したそうですが、だからこそ現場への思いが人一倍強いといいます。
「私は現場畑。常に現場に入って、作業員と一緒に仕事しているんです。みんな、毎日同じ船の中で働いている仲間です。コミュニケーションは大事にしていて、なるべく声かけをしながら現場を盛り上げようと心がけています」臼杵ならではの一体感とチームワーク
まさにその、原社長が口にした「コミュニケーション」は、大分船舶電装社や臼杵造船所を象徴するキーワードの1つといえそうです。
「この造船所は、ほかの協力会社も含めて距離感が近いんです」というのが、その理由です。例えば、巨大な造船所を抱えるJMU(ジャパン マリンユナイテッド)などと比べると、事業規模や船のサイズは小さい。ただその分、協力会社間や作業員同士が普段から接する機会が多く、現場では互いにコミュニケーション取り合っているそうです。
「あとは、地元出身の作業員が多いことも大きいですね。他の造船所の人から『臼杵(造船所)は仲がいいな」とよく言われるんですよ。私は50歳(2021年11月現在)ですが、40代の若い社長も最近増えています。近い世代で話しやすいですね。一体感やチームワークは当社の、そして臼杵造船所の売りかもしれませんね」
社員Aさんの1日
07:00 | 07:45 | 08:00 | 10:00-10:15 | 12:00 | 13:00 | 15:00-15:15 | 16:50 | 17:00 | 18:00 |
起床 | 出社 | 午前始業 体操 | 休憩 | 午前終業 | 午後始業 | 休憩 | 構内片付け 清掃 | 午後終業 | 帰宅 |
社員が本音で語ります! ここに仕事のやりがい、あります
友人とともにモノづくりの世界へ 手に職をつけ、腕次第で稼げる仕事
6年ほど前から電気工事の仕事をしています。それ以前は、造船とはまったく関係のない営業の仕事などに携わってきました。きっかけは、友人が臼杵造船所で仕事を始めるというので、一緒に挑戦しようと思ったんです。私にとってはこういう現場作業そのものが初めてでしたが、もともとモノづくりには興味があったんです。
造船の仕事の中でも、電気工事は知識と経験がモノを言う難しい職種だと言われています。一人前になるには、10年くらいはかかるのではないでしょうか。大変ですが、なんとか先輩たちに必死でついていき、できることも徐々に増えてきましたね。
技術を身につけるまでに時間はかかるかもしれませんが、その分手に職をつけられるメリットがあるはずです。しかも、難しい仕事だからか、他の職種と比べても世代交代が少し遅れているようなところがあります。
でも、船は今後もなくならないでしょうし、つくっていく必要があります。つまり、若くして腕を磨くことができれば、いろんな現場で活躍でき、給料の面でも腕次第で稼げるようになれると思いますよ。きっと、生活には困らないはずです。
私自身、まだ技術を磨いている最中ですが、できる限り長くこの仕事を続けていきたいですね。(30代男性)
こんな人にピッタリの仕事です
- 一流の職人技を 学びたい人
- 手に職をつけ、 安定した生活を 送りたい人
- 機械装置の配線に 興味がある人
- 社員の距離感が 近い会社に 勤めたい人
- 現場を大事にする 社長のもとで 働きたい人
Gallery
採用情報
- 職種
- 船舶電装業
- 職務内容
- 勤務地
- (株)臼杵造船所 構内
- 勤務時間
- 8:00~17:00
- 給与
- 休日
- 臼杵造船所のカレンダーに準ずる
- 各種手当
- 通勤手当・職務手当
- 保険等
- 雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金
- 応募資格
- 応募方法
- 履歴書(要写真)及び職務経歴書を郵送ください。別途、面接日を調整します。
- 問合わせ先
- 株式会社 大分船舶電装社 採用担当
TEL:0892-63-8168
会社情報
- 会社名
- 株式会社大分船舶電装社
- 業種
- 船舶電装業
- 代表者
- 代表取締役 原 政義
- 所在地
- 大分県臼杵市大字末広737-2
- 社員数
- 4名
- 平均年齢
- 50歳