株式会社セイワ

神奈川・横浜市

船舶造修業

最も耐圧が必要な部分を任される
造船溶接のスペシャリスト

どんなお仕事？

もし船がレゴで出来ているとすると、まっさらの状態から1個のレゴブロックを作りあげるように、何もない一枚の鉄板を切り出し、骨組みを作り、溶接して制作する仕事です。造船の中でも一番厚い鉄板が必要なプロペラ周りや船首部分などを手がけることが多く、特殊な機器を扱い、経験を積み重ねます。

突撃ライターがずばり社長に聞いた！どんな会社？

レゴでいうとレゴブロックを造る会社です
「今造っているケーソンの溶接ですが、あれはクレーンで持ち上げるための取ってをつけてるんですよね。重量物なのでクレーンで持ち上げるんですが、その取ってです」と教えてくれたのはセイワの古川社長。中にコンクリートを入れ完成すると６、７階のビルの大きさになる巨大建造物、圧倒的な大きさです。
巨大なものづくりの職人集団
「セイワはレゴで出来ている船があるとしたら、レゴブロックそのものを造る会社です。また、レゴもさまざまなパーツがあるように、何もない鉄板からさまざまなものを造っていくんですが、一番厚い鉄板が必要なプロペラ周りや、アイスブレーカー（船首で氷を砕きながら進む氷上船）の切っ先の部分とか、そんなものを手がけています」　ちなみに船の1つのブロックは４ｍ以下のものが多いそうですが、とにかく素材の鉄板が厚いので、特殊な機材と作業のノウハウが必要です。「アイスブレーカーの船主は北欧の会社ですね。こういう技術を持っているところはなかなかない、ということでウチに発注が来ました。そういう特殊な船のオーダーが来ることが多く、世界中の海を手がけた船が走っています」
初心者でも研修あり
入社したら最初はJMU磯子内で開催さしている東日本造船技能研修センターで3か月講習を受けます。「基礎から通して受講できるので効率よく必要な資格はそこで取得できますし、そこで同期の仲間が出来るみたいです」　社内も仲良く旅行やBBQなどの企画も行っているそうです。

社員Aさんの1日

7:30	8:00	10:00	12:00	13:00	15:00	17:00	17:30	18:00
電車で出勤	朝礼と体操・仕事開始	安全反省時間	昼休み	昼礼・午後の仕事開始	安全反省時間	仕事終了	翌日の準備をして帰社	帰宅

社員が本音で語ります! ここに仕事のやりがい、あります

艦艇、達成感あります
「溶接したパーツを船に取り付ける取付作業は必ず４~5人で組んでやる仕事で、チームワークが大事です。1つの失敗が事故につながるので。特に難しいのは自衛艦などの艦船ですが、チームで成し遂げたときの達成感は半端ないです」（30代男性）
元アパレル店員ですがハマってます
「元々服が好きで雑誌『Men’s Club』に出てくるようなブランドのショップに勤めてたんですが、もっと稼げる仕事がしたいと考え転職。元々体育会系レスリング部だったので、自分を活かせる仕事でした」（30代男性）
他ではできないことにチャレンジ
「他の会社が出来ないことにチャレンジするのは気持ちいいです。例えば今造ってるアイスブレーカーとか、造りながらこの船切っ先が北極とかの氷を割りながら進んでいく様子を想像すると、やりがいありますね」（50代男性）
自分が作ったものがTVに出る
「TVで自分が関わった船が出るのは最高の気分です。ものづくりが好きな人なら絶対感動する瞬間ですね。半自動溶接のオペレーターとか、力が必要じゃない作業もあるので、女性の後輩が入ってくれるといいなあ」（30代男性）
レクレーションが充実　　
「JMU磯子の研修システム、東日本造船技能研修センターが出来てから、他の会社でも一緒に遊ぶ友達出来ました。この会社内でBBQやったり、従業員で会を作って旅行に行ったり。全部自発的にやってます」（30代男性）
　　
こんな人にピッタリの仕事です
- モノづくりが好き
- 進水式やTVなどで自分の仕事に感動したい
- 体育会系の部活に所属していた
- チームで仕事するのが好き
- 造船に興味がある初心者（研修あり）
- 溶接などの資格を持つ壮年