株式会社創和

突撃ライターがずばり社長に聞いた！どんな会社？

• 時代に合わせて、新しいチャレンジを繰り返す

  入社したら、どんなことができるのか。会社はこれから、どんな未来へ向かっていくのか。 全国各地の仕事や暮らしを取材してきたライターが経営陣を直撃しました。

• 新国立競技場、高輪ゲートウェイ駅…再び「木」に関心

  創和の歴史は、木造船やその内装工事を手がけるところから始まりました。その技術はピカイチで、海洋冒険家の船の建造にも携わった経験があるほど。ただ、次第に“木から鉄へ”と時代は変わっていきます。それでも創和が生き残り続けているのは、船だけでなく、新たにレストランや病院などの家具製作に乗り出すなど、時代の変化にうまく対応してきたからです。
  そんな中、再び「木」が注目され始めているーー。猪狩正治社長はそう力を込めます。「例えば、新しく完成した新国立競技場や高輪ゲートウェイ駅、中目黒（東京）にオープンしたスターバックスなどでも、木がふんだんに使われています。これらは当社が関わったわけではありませんが、今、木への世間の関心が高まってるんです」
  息子の孝久専務も、「木には温かみがあって、リラックスした空間を提供できます。それは世界共通です」と木の明るい将来に希望を抱いている様子。

• 最新技術を使って、新しい分野へ

  そこで、創和は“ある最新技術”に着目しました。今、建築現場で注目されている「液体ガラス」です。これを使うと、木が腐るのを防ぎ、長持ちさせる効果などが期待できるそうです。
  正治社長は、「三重県にはすばらしいヒノキとスギの木があります。それと液体ガラスを使って、例えば公共施設などの新しい分野の建築に携われないか、今検討している最中です。近い将来必ず、船や店舗の家具にも使えます」と力強く語ります。実際に現在、液体ガラスを使うための工場を新たに建設中。2020年春に完成予定だそうです。
  孝久専務は、「このように創和には、新しいことにどんどんチャレンジできる環境があります。若くても、新入社員でも、思い切って提案したことが実現できる可能性があるんです」と若い人たちの挑戦を歓迎しています。